光を抱くレジン─私だけの表現方法
私の作品では、光を取り込むためにアルミホイルを使用しています。
くしゃくしゃにしたアルミホイルが乱反射し、きらきらと輝くように、その上からレジンを少しずつ丁寧に垂らしています。
レジンを流すために、まずは丸い枠を作って型を取ります。
そこに色の重なりを意識しながら、少しずつレジンを垂らしていきます。
境界線をやわらかくなじませるために、透明のレジンをそっと隣に置き、スティックでやさしくなじませていきます。
このような手法は、私だけが行っている、まだ知られていない方法かもしれません。
私の創作の工夫に、少しでも興味を持ってくださる方や、「自分もやってみたい」と思われる方の参考になれば嬉しく思います。
アルミホイルについて
私が使用しているのは、市販の「フライパン用アルミホイル」です。
表面にシリコンがコーティングされているため、レジンを垂らしてもきれいに剥がれるのが特徴です。
さらに言えば、メーカーによって仕上がりの透明感には違いがあります。
アルミホイルの種類によっては、剥がした際にレジンの表面が少し濁ってしまうこともあるのです。
いくつか試した中で、私が特に気に入っているのは「カインズ」のフライパン用ホイル(25cm×5m)です。
お徳用で長く巻かれたタイプもありますが、実は中身が異なります。
同じ製品で量だけが違うのであれば嬉しいのですが、仕上がりに差が出てしまうため、あえて5メートル巻きを選んでいます。
今のところ、この「カインズ・フライパン用アルミホイル」が、最も透明感のある美しい仕上がりを得られるお気に入りの素材です。

フライパン用ホイル25cm×5m | 食品用ラップ・アルミホイル・ごみ袋・包材 通販 | ホームセンターのカインズ
型の作り方、家にあるものを利用するも良し

創作を始めたころ、最初の難題は「丸い型をどう作るか」でした。
私の作品は海の泡をイメージしているので形はどうしても“丸”でなければなりません。
現在は、アクリル板に穴を開けて作った自作の型を使用していますが、当初は身近なもので工夫していました。
そのひとつが「瓶のふた」です。ペットボトルの蓋でも同様に使えます。
イメージに合う大きさの瓶のふたにアルミホイルをはめ込み、くぼませるようにして形を作ります(上の写真)。
アルミホイルがふっくらとした凹型になったところで、型の完成です。
アクリル板について
私は、アクリル板に穴を開けて作った型に、レジンパーツをはめ込んでいます。
そのため、できるだけ簡単に穴を開けられる厚さでないと、作業がとても大変になってしまうのです。
あまりに手間がかかると、気持ちがくじけてしまいますので…..。
小さな作品の場合は、主に薄いアクリル板、0.5mm厚のものを主に使用しています。
穴を開ける方法はさまざまで、ドリルを使ったり、熱で溶かしたり、カッターで切り抜いたりと、本当に根気のいる作業です。
もし、皆さんがご自身でアクリル板に穴を開ける際は、どうかケガをしないように十分ご注意ください。
焦らず、ゆっくりと安全に進めることがいちばん大切です。
私も自分に言い聞かせています。

ビーズについて
ビーズにはさまざまな種類があり、レジンの色に合わせて選ぶ時間は、とても楽しい創作のひとときです。
私は、よくパール系のビーズを使います。
細かな泡を表現するのにぴったりで、海のイメージにもよく合います。
さらに、上品で華やかな印象も加わるので、とても気に入っている素材です。
ただし、ひとつ注意しなければならないのが、金や銀のフレークを使用する場合です。
これらの素材は、細かく砕いたガラス片に金色や銀色を蒸着させて加工されているようですが、空気に触れると次第に黒ずんでしまうのです。
私も、これには失敗の経験があります。
輝く波しぶきを表現したくて、銀色のフレークをふんだんに使った作品がありました。
ところが、完成間近になって、その美しい銀の部分がまるでカビが生えたように変色してしまったのです。
残念ながら、その作品はお蔵入りとなりました。
私は、創作を始めたばかりで、失敗は多いです。
この出来事もまた、忘れてはいけない大切な経験として、また苦い思い出として、今の制作に生かしています。

色の重ね方の工夫
私の創作の核心は、「色を重ねる」というところにあると思っています。
色は混ぜるものではなく重ね合わせてお互いを響かせるものといった感じでしょうか。
少しずつ、慎重に、色彩の層を積み重ねていくのです。
透明な色をひと雫、下の色の上にそっと重ねると、下になった色はそのまま映えますし、上にくる色を半分重ねると、そこに美しいニュアンスが生じます。
互いの色合いを壊さず、そっと寄り添わせながら、深みと感情のようなものを生み出していきます。
小さなひとつひとつのピースの中に、動きや輝き、そして心の揺らぎなども表現したいと思っているのです。
それは、“見えない感情”を“見える形”に変えるような静かな自分との対話の時間です。
創作をしていると、表現として形になったぶん、世界が少しだけ変わる気がします。
そして、その向こうに浮かび上がるのは今の私という存在そのものなのだと思います。
もし、あなたが同じように創作しようと思っていらっしゃるなら、お好きな色をいくつか選んで、気持ちの趣くままに重ね合わせて創作してみてください。
その瞬間に生まれる色は、❝あなただけの心の風景❞を映し出すことと思います。











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